トゥモローランドスタッフが日々感じたこと
バイヤー 山本 康隆
2002年に入社後、3店舗でショップスタッフを経験。渋谷店勤務をきっかけに、兼任を経て2010年春にメンズグッズ担当バイヤーになりました。
November 24, 2011
J&R Design

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形、素材などなどすべて1から作った完全別注〈J&R Design〉のバッグです。
自分たちで仕様書(非常に簡単な...)を作り、それに対して素材とパーツなどのディテールを詰めていき製品完成にまでもっていきました。

ここは要するにファクトリーブランドで、ロンドンのイーストサイドのあまり治安が良くない地域にあります。
その一画に佇む廃墟の様な工場が〈J&R Design〉。
この工場でOEMという形で作られている製品は多数あり、たとえば今はイギリスで非常に注目されている某大手通販サイトのオリジナル企画の物を作っていたりします。

工場に一歩足を踏み入れると、足の踏み場がないほどの量のサンプルや用途不明のパーツたち。
出される飲み物も何が入っているのか分からない、異常に甘いミルクコーヒー。
そして代表のJunior。
ちなみにJ&RのJはJuniorのJで、先代から引き継いだ息子が工場を取り仕切っています。
彼が本当によくしゃべる奴で、かなり調子良いことを言ってくるのですが、そこをうまくコントロールするのがカズコさんという方。
彼女によってここの納期や仕上がりが保たれています。
また、調子良いことは言ってくるのですが(きっとカズコさんのおかげだと思いますが)きっちりと良い仕事をしてくれます。
実際「TEMPEST」などの高級タンナーのレザーも持っていますし、このプライスでこの仕上がりというのは驚きです。

特徴としてはフレーム(がま口)仕様のバッグを作れる数少ない工場であること。
棒状の長いフレームの原型をバッグのサイズに合わせて折り曲げるのですが、その機械が特殊なのです。
ですので、今回のバッグはこのフレームを生かした物にしようということでスタートしました。
サドルレザーをポイントで使い分けることで、オールブラックでも表情を出しています。
ここからサイズやディテールを詰めていき、ちょっと他にはない物ができたと思います。
がま口バッグと言うとどうしてもクラシックなイメージであったり、レディースライクな顔になりがち。
ですがこの仕上がりは、モード感も若干ありながらイギリスらしい男顔になったのではないかと思います。
それでいながら〈J&R Design〉のもうひとつの良い点である「コストパフォーマンス」も手伝い、非常に良い仕上がりではないでしょうか。


・工場内。汚いです。           
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・フレームの山、山、山...
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・きっちりと針穴にミシン針通していました。 
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・昔の写真。やっぱりガマ口。
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・フレーム作りの過程その1
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・フレーム作りの過程その2
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今シーズンは¥31,500、¥39,900、¥47,250の3モデルを全国のトゥモローランド メンズ取り扱いショップで販売中。
今後も色々と取り組める手応えを感じています。
ぜひご期待ください。


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